日本では蕎麦はほとんどの場合、和風の出汁と合わせられていますが、蕎麦自体が和風な味というわけではありません。
世界中でその土地のスパイスやソースと合わせて食べられています。
実際、野性的な香りを持つ蕎麦は、トマトソースやチーズ、そしてスパイスに驚くほどよく合います。
イタリアでは蕎麦粉100%のパスタもありますし、フランスのブルターニュ地方で食べられているガレットは蕎麦粉を水に溶いて丸く薄く焼き、チーズやハム、卵などを折り込みます。
にのまえではお出ししていませんが、ご家庭でパスタソースやカレーにそばを合わせてみてください。相性の良さにきっと驚かれると思います。
このような理由もあり、洋風の料理に合わせるのが一般的なワインも蕎麦と相性が良いようです。特にアルゼンチンの白ワインは蕎麦と積極的に合わせていただきたいですし、赤ワインを召し上がった後の温かい蕎麦は絶品です。優しい味のつゆが胸の重さをすっきりと流してくれます。
是非お試しください。