にのまえでは材料が手に入った時、またはご注文に応じて食材を取り寄せ「中南米料理」を作っております。
ひと口に中南米料理とは言ってもその範囲は広く、内容は多岐に及びます。店主が自分の舌で採取した現地の味を再現いたします。にのまえにいらした南米の方が「おふくろの味」と言ってくれたこともあります。それは、にのまえの料理が基本的に塩とハーブ、スパイス及び素材の旨味のみで調理する伝統的なスタイルだからでしょう。
黒インゲン豆と肉の煮込みの「フェジョアーダ」はブラジルの伝統料理
コロンビア風エンパナダはトウモロコシ粉で皮を作ります。中身はクミンで香りをつけたジャガイモです
ジャイアントコーンと様々な肉を煮込んだメキシコの伝統料理の「ポソレ」。ジャイアントコーンは、生のものは「チョクロ」干したものは「モテ」と呼ばれ、広くラテンアメリカで食べられています
中南米全体で食べられている甘いお菓子「アルファフォール」は国によって表情が違います。にのまえではコーンスターチを多めに使って焼いたほろほろとした舌触りのビスケットの間に手作りのミルクジャムを挟みます。
牛乳に砂糖を加え弱火で延々と煮詰めて作るミルクジャム「ドゥルセ・デ・レチェ」
アルゼンチン風の豪快なステーキを焼くこともあります
セビチェはペルー風魚介のライム締め。パクチーが香ります
アルゼンチンの香味野菜のソース「チミチュリ」は肉料理によく合います
根菜や豆類、カボチャを煮込んだ「ロクロ」はアルゼンチンの独立記念日に必ず食べられる郷土料理です